PLC知識

MELSECの時刻同期

時刻同期の方法

MELSECでの時刻同期について調べました。参考になれば。

(1)PC→PLC時刻を一時的に同期する

①ツールバーより「オンライン」→「時刻同期」を選択する。

②時計設定ウィンドウで「実行」を選択で時計合せできます。
 ※パソコン時刻と併せたい場合は、「パソコンの時刻取得」→「実行」で操作中のパソコンの時刻に設定できます。

③時計合せ完了後は以下のウィンドウが表示されます。

(2)ラダーでのPLC時刻設定

DATEWRコマンドを使用することで、指定したデバイス(s)以降に格納している時計データを、CPUユニットの時計に書込めます。

[DATEWR (s)]は、(s)で指定されたデバイス以降にBIN値で格納します。(s)~(s)+6に格納されたBIN値でPLCの時刻設定を行えます。

ラダー図

使用可能デバイス

(s)~(s)+6デバイスのデバイスを使用する。(s)~(s)+6デバイスの内容は以下のとおり。

データ内容設定範囲備考
(s)年(西暦)1980~2079 
(s)+11~12 
(s)+21~31 
(s)+30~23 
(s)+40~59 
(s)+50~59 
(s)+6曜日0~60:日,1:月,2:火,3:水,4:木,5:金,6:土
※うるう年は、自動的に補正します。

(3)LAN経由でPLC時刻を設定する

Ethernetユニット(RJ71EN71)のユニットパラメータから「応用設定」→「時刻設定」で、PLCをSNTPクライアントとして動作させることができる。SNTPサーバを設定し、時刻同期したいタイミングを設定すると所定のタイミングで時刻同期を行う。

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たしなみ
群馬。30代男。エンジニア系。 興味のある事を中心にブログ書いてます。 気軽にコメント下さい。

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